『巨大数論 第2版』2刷への修正

『巨大数論 第2版』 の1刷(2017年6月29日)から2刷(2018年10月13日)への修正一覧です。刷数は最終ページの奥付で確認できます。

2版1刷と2版2刷では、なるべく同じページに同じ内容が記載されるようにしていますが、ページ数と行番号の記載は2版1刷のものです。


  1. p.6
  2. 「はじめに」の最後に2版2刷発行の挨拶を追記。その分、6ページの記述を若干減らした。

  3. p.44 下から2行目
  4. Googology Wikiの言語にチェコ語版とマレー語版を追加した。

  5. p.52 下から10行目
  6. p.53 下から13行目
  7. p.81 1〜2行目
  8. p.87 6〜9行目
  9. p.84 11〜16行目
  10. 本文の記載は誤りではないが、アッカーマンチェーン定理を引用してより精密な比較とした。

  11. p.87 13行目
  12. p.94 1行目
  13. p.100 8行目
  14. p.100 11行目
  15. 脚注追加:ふぃっしゅ数バージョン2の定義に「当初の定義と微妙に異なる https://twitter.com/mikadukim_math/status/887305561212993537」という脚注を加えた。

  16. p.103 6行目

    脚注追加:ふぃっしゅ数バージョン3にF3の展開のページを脚注に加えた。

  17. p.108 8行目
  18. p.111 下から6行目
  19. p.116 2行目

    追加:本書に書いた順序数に関する説明を、よりかみくだいて説明した「順序数講座」も、ご参照ください。

  20. p.118 囲み内

    「整礎な二項関係」の定義に誤りがあったため修正した。あわせてその後に追加説明の段落を追加した。修正した理由と修正内容について詳しくは極小元と最小元の違いの記事を参照。

  21. p.126 囲み内の3行目

    「αが極限順序数の時」を「極限順序数αの基本列がα[n]である時」と修正して明確化した。

  22. p.144 7行目、ロビンソン算術の非論理公理の2番目
  23. p.151 囲み内

    M(n)をMnに、M(n-1)をMn-1に、M(n-2)をMn-2に、M(0)をM0に修正して記号を統一した。

  24. p.157 5行目
  25. p.162 下から3行目、式の最下行
  26. p.184-186
  27. 大幅な修正順序数講座 (10) フェファーマンのθ関数に記載されている誤りを修正した。誤りの例としては、フェファーマンのθとヴェブレン関数が一致する範囲(α,βが可算順序数のときではなくてα≤Γ0のとき)、θΩ+1以降の計算、Ω1つでバッハマン・ハワード順序数よりも大きくならないとしたこと、がある。

  28. p.202 2行目と3行目の間
  29. p.205 下から3行目〜p.214(7.4.2 ペア数列数)
  30. 大幅な修正:2版1刷出版後に、バシクはペア数列のプログラムをアップデートした。1刷に掲載したアップデート前のプログラムは計算が終了しないことが示されたため、アップデート後のプログラムに書き換え、説明をアップデートされたプログラムにあわせて書き換えた。

  31. p.211 下から2〜3行目
  32. p. 212 11〜18行目
  33. (0,0)(1,1)(2,1)(3,1)(4,0) = ψ(Ω^Ω^ω)
    (0,0)(1,1)(2,1)(3,1)(4,1) = ψ(Ω^Ω^Ω)
    (0,0)(1,1)(2,1)(3,1)(4,1)(4,0) = ψ(Ω^Ω^Ωω)
    (0,0)(1,1)(2,1)(3,1)(4,1)(4,1) = ψ(Ω^Ω^Ω^2)
    (0,0)(1,1)(2,1)(3,1)(4,1)(5,0) = ψ(Ω^Ω^Ω^ω)
    (0,0)(1,1)(2,1)(3,1)(4,1)(5,1) = ψ(Ω^Ω^Ω^Ω)
    (0,0)(1,1)(2,1)(3,1)(4,1)(5,1)(6,1) = ψ(Ω^Ω^Ω^Ω^Ω)
    (0,0)(1,1)(2,1)(3,1)(4,1)(5,1)(6,1)(7,1) = ψ(Ω^Ω^Ω^Ω^Ω^Ω)

  34. p.223 4行目以降
  35. 大幅な修正:2018年以降のバシク行列に関する解析、バージョン4が開発されるまでの流れを記述した。

  36. p.224 15行目、箇条書き3番目の頭
  37. p.226 1〜5行目
  38. 強配列表記のNDAN以降の5つが取り下げられたことを記述した。

  39. p.245 4行目 3行目
  40. p.248 下から5〜6行目
  41. p.250 16行目〜p.251 19行目
  42. 大幅な修正:ラヨ数に関する説明が不正確であるため、数学の専門家の意見を参照しながら書き改めた

  43. p.266
  44. 年表に第2回東方巨大数と巨大数論のPOD個人出版アワード受賞を追加した。


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